なぜカジノかというと、今勤めている自動車産業の会社で、自動車産業に特化した品質マネジメントシステムの国際規格であるIATFの認証をとるための研修をしているのですが、今日「リスク管理」のセミナーでコンサルタントから、カジノを例にした、へぇ~、そうなの、という話を聞いたので、ちょっとシェアします。
ラスベガスでは、大量の現金が動くのですが、大量の札束を毎日銀行に持って行ったりするのに輸送するのは危険なので、連邦準備銀行に手持ちの現金の量を申告した上で、その日のうちに全部燃やすのだそうです。そして、連邦準備銀行がその分のお札をまた印刷するのだとか。ディズニーランドなども、最近はもうカード決済ですが、入場料が現金払いの時は一日に何百万ドルもの札束が動くので、リスク管理の一環として、当局に申告して燃やしていたとか。
へぇ~確かに、と思ったのですが、よくよく考えて、これって本当なのでしょうか?うちが契約している認証コンサルティング会社はちゃんとしたところで、コンサルタントも経験豊富なしっかりした人なのですが、失礼ながらメキシコ人です。本人も、偽りの情報をどこかから聞いて信じているだけなのかもしれないぞ、とかも思えて、本当なのかどうか気になってきました。
カジノは、以前エクアドルで何度か、人について入ったことがあります。一番分かりやすいルーレットをしたのですが、寡黙に玉を操るディーラーの黒人のお姉さんが、とてもかっこよかったのを覚えています。ただ一度だけ、ブラックジャックに参加しました。ブラックジャックのルールは単純なのだそうですが、初めてやったので殆ど理解しておらず、訳もわからないまま、というか面倒くさくて出したカードが、度胸もののカードだったらしく、後ろで観ていた人も含めて周りが「オーッ!!」とどよめいてディーラーが怯んだのも、覚えています。凄腕の東洋人女性と思われたかもしれませんが、それ以降やったことはなく、未だになぜあのカードが度胸ものだったのか、理解できていません。
カジノは、勝っている時が止め時だと言われていますが、それが出来るのは、保守的な女性だけのようです。上記のコンサルタントの話では、危機に陥っている会社の統計をとったら、経営者が女性の会社の方が、経営者が男性よりも、危機を乗り越えた確率が高かったようです。リスクをはらないからですね。その代わり伸びている会社は、経営者が女性だとなかなかリスクをはって大きく成長しないようです。この話は、ラスベガスやディズニーランドの札束燃やしよりは、さもありなんです。
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