先日、 中南米料理 について書いた中で、女性の困った習性について書きましたが、不公平なので男性の困った習性の一つについても書かせて頂きます。 私の周りだけなのかもしれませんが、近くのものが見えない男性が多いような気がします。メガネをかけたままメガネを探すように、何かを探している時、その探している何かが自分のすぐ近くにあるのに、見えていないことが多いのです。そこにあるでしょ、と指差しても、そこってどこだと、まだ気がつかない場合もあります。これは、目の前の作物を採る収穫作業ではなく、遠くの獲物を見つけるという狩猟における、オスの習性なのでしょうか。 日本でも海外でもどこでも同じなのでそんな気がしますが、これが昂じると、身近の美女が見えずに、遠くの美女ばかり見えてしまう、ということにもなってしまうようです。 ところで男性のマザコンは、ラテンでは全然恥ずかしいことではありません。 お母さんの誕生日を忘れるなどは大人の男性として恥ですし、仕事中にかかってくるお母さんの電話も、しっかり対応します。アメリカ映画などでもよくそういうシーンがありますし、イタリアのマフィアの親分が、「やっぱりマミーの作るパスタが最高」と、恥ずかしげもなく公言するのと同じですね。 確かにうちの息子も、日本だったら中学生以上になるともうお母さんと買い物なんて恥ずかしくて行ってくれないでしょうが、高校生になった今でも、一緒に買い物に行って重いものを持ってくれますし、そういうカップル(母と息子)は沢山見かけます。そういう時に学校の同級生とばったり出会っても、向こうもお母さんと一緒だったりして、違和感はありません。お父さんと娘(だと思いますが)のカップルも、よく見かけます。 私は自分に男の子が生まれた時、こちらの女性の友人たちから、男の子で良かったねと言われました。男の子の方が、お母さんを大事にするからだそうです。 そんなに感じだと、嫁と姑の関係は大変かと思うと全くそうではなく、西洋は一般的に婿と姑の関係の方が悪いですが、これもアメリカ映画などでも良くみられるのではないでしょうか。男の人は殆どが奥さんのお母さんを嫌っていて、信号待ちの車に、本物そっくりのネズミのおもちゃを、「お姑さんにどうぞ~」と叫びながら売り歩く物売りを見かけることもあります。男の人がお姑さんを嫌う