スキップしてメイン コンテンツに移動

映画音楽

この曲、ご存知でしょうか?

テレビの音楽チャンネルをBGM代わりにつけっぱなしにしていた頃(今はデジタル音楽配信サービスSpotifyYoutubeBGMチャンネルを、Bluetoothスピーカーに接続)、この曲が流れて、慌てて画面にでる曲名を見に行きました。

どこかで聞いた記憶があり、たぶん何かの映画だったと思ったのですが、どうしても思い出せません。画面に出ていた曲名を大急ぎでメモってネットで探したら、ロマンス系の映画だと思ったのですが、全然違いました。

 

ちょっと(かなり)古い映画ですが、そういえば最後の方のクライマックスのシーンでかかっていた曲です。

映画の全てが、このシーンに向かって流れていたことを思わせるような強烈なシーンで、監督と演技者の才能をまざまざと見せつけられたような気がしましたが、忘れられないインパクトのあるシーンだったので、音楽も記憶に刻まれていたようです。

 

「ちょっと、勿体つけないで教えてよ」、と言われそうですが、一番下に書いておきます。

 

映画は好きですが、ハリウッドものではなく、お金をあまりかけていないヨーロッパやアルゼンチンの映画が好きです。飛行機でも、周りを見ると皆大抵、特に男性はアクションものを観ているようですが、私は敢えてマイナーそうなアメリカ以外の映画を探して観るようにしています。アメリカ製だったら、何も考えずに笑って観れるコメディーものですね。

マイナーな映画は映画館ではなかなか見れないし、そういう映画は別に映画館のような大画面の大音響で見なくても良いので、テレビでネットフリックスで探すか、スマホの小さい画面で、Youtubeで探して観たりしています。

 

ヨーロッパや南米の映画は重い映画が多いのですが、上の音楽の映画のようにへたしたら後々まで引きずってしまわないように、なるべくコメディー風のものか、爽やかそうなもの、悲しくならないものを選ぶようにしています。

そんな中では、フランスのコメディーもので、時々良い映画にあたります。アルゼンチン映画はもう殆ど見尽くした感じなのですが、最近はアルゼンチンのお隣のウルグアイ映画も、掘り出し物にあたったような逸品があるのが分かりました。

ウルグアイはアルゼンチンが華やかなのに対して、お隣の田舎者といった国ですが、アルゼンチンと同じく殆ど白人系で言葉のアクセントも似ており、タンゴも踊り、でも大げさなアルゼンチンと違って素朴で、好感がもてます。ウルグアイ映画と言っても、出てくる俳優はアルゼンチン映画でよく見るアルゼンチン人であることが多いですが。

最近観たウルグアイ映画では、「海への旅」という、海から遠い田舎町の、いつか海を見に行こうと思って一度も行ったことがない男性5人が、首都のモンテビデオから来たゆきずりの男性と犬と一緒に、オンボロ車で海まで旅する話です。ちょっとしたハプニングがあるくらいで別に大きな起承転結はないのですが、私は自分がジプシーなせいか、こういうずっと同じ場所に一生住む人の日常と、「旅」を描くほのぼのとした映画に、何故かいいなぁと感銘を受けてしまいます。

これも記憶に残る映画になりそうですが、こういうヨーロッパ映画や南米映画では、記憶に残る音楽というのはないですね。そういう意味では、音楽を効果的に使うハリウッド映画は、さすがだと思います。

 

お待たせしました、上の音楽は、「ゴッドファーザー3」の最後の、アルパチーノが声にならない叫びをあげるシーンから流れる音楽で、原曲は、歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲です。

想い出せなかったのは、私だけかな。


ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

このブログの人気の投稿

9月は独立記念日

土曜日はお買い物ブログにしようと先週書いてしまったので、今日はプレッシャーを感じながらいつものスーパーに行ったら、独立記念日コーナーが出来ていました。 9 月 16 日は、メキシコで最大の行事と言っても良い独立記念日です。 15 日の夜は前夜祭で、メキシコシティの国立宮殿と大聖堂の前の憲法広場に何万人もの人が集まって、コンサートなどのイベントがあり、その後 23 時に国立宮殿のバルコニーに大統領が現れて「ビバ・メヒコ(メキシコ万歳)!」と叫び、メキシコ中が盛り上がります。なので、 9 月に入るとメキシコの国旗が街のあちこちで見られるようになり、お店では、メキシコの旗の赤、白、緑を使った飾りつけを始めます。 しかし今年は何と言ってもコロナなので、何万人もの人が広場に集まるなど、集団自殺行為に等しいのではないでしょうか。メキシコシティの市長(女性)は、今年はこの行事はシンボリックにだけ行うと言っていますので、イルミネーションと花火などはするものの、広場の入場制限をするのだと思います。通常各州でもそれぞれの州都で前夜祭があるのですが、今年は殆どの州でキャンセルが発表されています。 ただ大統領は、「ビバ・メヒコ」はやる、と言っていますが当然でしょう。群衆を前に「メキシコ万歳!」と叫んで、広場一杯の国民(外人観光客も多いですが)が歓喜して叫ぶのをバルコニーから見下ろすのは、昔の王様みたいで、大統領冥利に尽きるどころではなく、陶酔してしまいそうです。このためだけに大統領になりたいと思う人も、いるのではないでしょうか。今年は、群衆を前にはしないと思いますが、もしそれでも大統領の権限で群衆を集めてやってしまったら、ビバ・メヒコがよくてなんでオリンピックがダメなの?と、とても不公平に思えてしまいます。 スーパーの独立記念日コーナー付近では、先週買った メスカル・オレンジ入りチポトレソース と同じブランドの、「ウコン・ハバネロ唐辛子入りマンゴ―のマーマレード」というのがあって、また思わず買ってしまいました。上の写真(左)です。早速ちょっと舐めてみたら、ハバネロ唐辛子は激辛タイプですが、マンゴーの甘さでちょうど良いピリ辛になっています。これも、病みつきになりそうです。 上の写真の右は、同じコーナーで見つけた、タラベラ焼き風のジョッキとテキ

カオスの会議

  昨日こんな夕陽を見ながら帰宅したら、トランプ大統領とバイデン前副大統領の初回のテレビ討論会をやっていました。多分ほとんどの国で注目されたのかと思いますが、史上初のカオス状態だったと、日本でも中南米でも報道されています。 最近米国では米国民全体が、あちこちでデモが起こったりカオス状態になっているようなので、それを反映しているのではないでしょうか。   全部は見ていませんが、トランプ大統領 vs バイデン前副大統領の 討論会では、お互いに相手の言葉をさえぎって、ひどい場合は二人が同時にしゃべっている場面 が何度も ありましたが、これはこちらでは日常茶飯事です。人の話をさえぎる、というのは日本では失礼にあたりますが、こちらではそうでもしないとなかなか人の話の輪に入れません。会社の会議でも、人の話を聞かずに皆が一斉にしゃべる場面が出てくるのは普通で、慣れない日本人は会議が白熱していると感じるようですが、必ずしもそうではありません。 テレビの討論番組でもこうした場面がよく見られますが、テレビであれば皆が一斉にしゃべりだしても、カメラマンが誰かにカメラを向けると自然とその人だけがしゃべるように落ち着きますし、視覚的に何が起こっているのか理解できます。が、車を運転しながらよく聞くラジオ番組でこれをやられると、もう何が何だかわかりません。   海外で初めて勤めたスペインの会社では、社内通訳をしていたのですが、会議でスペイン人が一斉にしゃべりだす場面がしょっちゅうありました。誰が言っていることを会議に参加している日本人に訳せば良いのかわからず、必然的に私が、「ちょっとすみません、順番にしゃべってくれませんか。はい、あなたから。」と、会議の進行役まで務める羽目になっていました。   こちらの人は、なぜ人の話を最後まで聞かないのでしょうか。 私はこちらの人に日本語を少し教えるとき、まず最初に、日本語は動詞(結論)が最後にきて、しかも否定文なのか肯定文かを判定する、英語の NO にあたる単語も一番最後にくるから、人の話は最後まで聞かないと意味がわからなくなるわよ、と言っておきます。そもそも文法構成が違うのですね。 英語もスペイン語も、動詞は文の最初の方に来ますから、都度結論を先に言って、説明部分を最後にもってきます。日本語の場合は、先に説明が来て後に

サボテンを食す

  メキシコではサボテンは食用で、スーパーではこんな風に、トゲトゲを削り取ったサボテンの葉っぱが売られています。 こういう大きな葉は、バーベキューをする時に肉の付け合わせとして一緒に炭火で焼いて食べますが、普通は下の写真のように小さく切って、サラダにして食べます。そのままでは食べません。茹でて食べます。 最初サボテンはどうしても食べる気がしなかったのですが、会社でバーベキューパーティーをした時に、肉と一緒に炭火で焼いたものを食べてみて意外に美味しかったので、時々買って食べるようになりました。なんといっても食材は、冷凍コンテナに詰められて港で燻蒸処理される輸入食材ではなく、なるべく地元で採れるものを食するのが健康には良いと思っているので、これまでもずっとなるべく、その国で採れるその国の人たちが食べているものを食べるよう心がけています。 このサボテンは、「味」というのはあまりないのですが、ネバネバというかヌルヌルして糸をひきます。納豆やオクラが好きな人は、美味しいと思うかもしれません。サラダだったら、こんな風にトマトと玉ねぎと和えてて、サラダにします。 サラダ以外だったら、一番上の写真のように、豆のクリームスープに入れるくらいでしょうか。 オクラみたいなので、かつお節をかけて辛子と醤油で和えたら日本酒のおつまみになるかも、といつも思いながら食べているのですが、こちらではかつお節は手に入らないので、試したことはありません。 この種のサボテンは、ちょっと郊外にでると国道脇に沢山生えています。今住んでいる家の裏庭にも、塀の向こうにこんな感じで巨大なサボテンの木が何本か生えているのが見えます。 また近所の公園にも、こんな感じで無造作に生えています。 ただ食用のサボテンは、こんなサボテン畑で栽培されています。