マスクというのは、人とは共有したくないという点で下着と似ていますが、ここまで毎日毎日マスクを着用する日が続くと、マスクをしないで外に出るのは恥ずかしくさえ感じるようになってきたという点でも、下着と似てきたのではないでしょうか。
ところで、顔への老化の現れ方は、人によって二種類あるようです。
一番多いのは多分目尻の皺(この漢字はいかにもシワシワで気味悪いので、以下「シワ」と書きます)で、老化だけでなく紫外線などでも出てしまうようです。白人の方だと、20代後半でもう目尻にシワが出ている女性もよく見かけますが、私はなぜか歳を重ねても、また赤道直下のエクアドルや、オゾン層の破壊が進んでいるチリ南部での生活や仕事で紫外線をたっぷり浴びていたにもかかわらず、目尻のシワは殆ど出ていません。
が、その代わり、老けたなと思うのが、目の下のたるみです。久し振りにあった知人や、テレビなどでみる有名人でも、目の下のたるみで歳がいったことを感じさせる人がいますが、そのタイプです。
こちらのマスクは、日本で主流の長方形型ではなく、高めの鼻をしっかりカバーするように中央が上に尖がった形状になっているのですが(「進化するマスク」の写真をご覧ください)、そのマスクをなるべく目に近いところまで上の方にひっぱって着用すると、このたるみがうまいぐあいに隠されることに気がつきました。その状態だと、10歳くらいは若く見えます(多分)。
なので最近はずっとこの型のマスクを、時々上の方にひっぱりながら着用しているのですが、「最近お店の男性店員の対応が良いのは、きっとこのせいだわ」と思ったりして、私は長生きしそうです。
上の写真は、「象の足(学名 Beaucarnea)」と呼ばれる、メキシコ原産の植物です。風情があるので観葉植物としてよく使われ、私も家のリビングに置いていますが、なぜ「象の足」と呼ばれるかは、写真を拡大して幹をご覧ください。
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