中南米では一般的に料理は、メキシコやエクアドル、ペルーなど、何故かインディオ系が多い国の方が美味しく、同じアンデス山脈沿いでも、インディオ系が少ないコロンビアやチリは、大雑把であまり美味しくありません。エクアドルのエビ、ペルーのイカなど、海産物を含めて食材が豊かなせいもあるのかと思いますが、きめ細かい味付けは、昔のインカ帝国やアステカ帝国のインディオ系が得意とするところなのかもしれません。またチリでは、インカ系ではありませんが、南部の先住民のマプーチェ民族の、メルケンという、唐辛子の燻製をすり潰したものをベースに色々な香草も混ぜた、微妙な味が病みつきになる辛口ソースがありました。インディオ社会では、女性が家庭を守るという役割がはっきりしているので、じっくり時間と手間隙をかけた料理が出来るからでしょうか。
インディオ系の女性は従順ですが、メキシコではマリンチェというアステカ族の女性が、16世紀にスペイン人のコルテスの愛人となって、アステカ族の情報を流すことで、コルテスが少人数で強大なアステカ王国を滅ぼすのにつなげたことで、メキシコでは裏切り者の象徴となっています。メキシコでは、女性はなんでも喋ってしまうから、決して本心は表さないのが真の男性(マッチョ)だと思われているようです。
もし、結婚することになったとか、昇進したとか、本当は皆に知ってもらいたいけれども恥ずかしくて言えないようなことがあったら、「これは秘密だから誰にも言わないで」と前置きした上で、女性の友人に話してみて下さい。翌日には、皆の知るところになっているはずです。ただ、聞いた人たちは知らなかった振りするはずなので、効果は目に見えないかと思います。そうなると結局は正式に自分で伝え、驚いた振りをしてもらうことになるので、あまり意味はないかもしれませんが。
反対に、極秘事項を女性の友人に伝える場合は、「別に秘密でも何でもないから、皆に話していいよ」と前置きしてください。そういう、女性にとって面白くない話は、広まらないはずです。
南米の料理の話が何故こんな話になったのか、ラグビーボールのように、思わぬ方向に話が飛ぶのも、女性の特徴です。女性の有効活用の役にたてて頂ければと、思います。
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