以前低空飛行のところで、庭にマットレスを敷いて寝転がって日向ぼっこをするのが好きと書きましたが、この時期はちょっと怖くてできません。
家の庭にはトカゲがいるので、うっかり寝てしまったら、体の上にチョロチョロ乗ってくるのではという恐れがあるからです。
私が住んでいる地域は、一番暑い夏は4~5月で、6月になって雨が降り始めると涼しくなり、8月の今はもう朝晩少し寒い程なのですが、春先にあたる2月くらいにちっちゃな赤ちゃんトカゲがチョロチョロ庭を駆け回ります。
一見可愛い感じですが、私は、それが秋口になると黒々と太って大きくなるのを知っています。
庭に、バーベキューをする時に使う蛇口のついたシンクがあって、その下に鉄の扉の収納スペースがあるのですが、引っ越してきたばかりの夏にこの扉を開けてみたら、中に黒々とした大きなトカゲが横たわっていました。
ギョッとして、死んでいるのか生きているのか確かめもせずに慌てて扉を閉め、それっきり開かずの扉です。
自分で開ける勇気がないので、もう殆ど1年たった今年の夏の日、息子にその扉を開けてもらいました。「ずいぶん前にオオトカゲがいて扉を閉めたから、中で干からびて死んでるかもしれないからねっ」と警告したのですが、中は何もなくて空っぽだったようです。
干からびて蒸発したのでしょうか。自力で重い鉄の扉を開けて出て行ったのでしょうか。考えるのも怖いので考えないようにしていますが、秋になって、黒いオオトカゲが木にへばりついているのを、時々みかけました。
私が遠くから凝視すると動かないでじっとして、ちょっと目を離すと、さっとどこかに行ってしまいます。私が凝視していることが、見えているのですね。
上の写真はスーパーの台所用品売り場で見つけて、カラフルでメキシコらしいので買った「準お気に入り」のフルーツ皿なのですが、こういうモチーフがあるということは、メキシコはやはりトカゲが多いようです。
今の時期は、少し大きくなったトカゲが、下の写真の塀代わりになっている石壁をチョロチョロ走っているので、このスキマに住んでいるのではないでしょうか。
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