私は、和食は殆ど作らないので、お箸ではなく、ナイフ、フォーク、スプーンを使って食事をします。揃っていないと変なので、普段使い用と、お客さん用と、2種類セットを買って使っているのですが、スプーンがよくなくなるのですね。特に小さなティースプーンですが、大きなスープ用のスプーンも、気が付くといつも、ナイフやフォークより数が減っています。
この、スプーンがなくなるというのは、ネットで検索すると分かると思いますが、殆どの家庭でも起こっているようです。そして、何故スプーンだけなくなるのかは、誰も良く分からないようです。私も分かりません。
当然ながらスプーンを使うのは日本より西洋が多いので、英語やスペイン語で「スプーンがなくなる」と検索すると、やっぱり沢山同じ経験の話が出てきます。どうやらこれは、世界的な現象かつミステリーのようです。
考えられるとしたら、お皿に残った余った食べ物をゴミ箱に捨てる時に一緒に捨ててしまうか、洗って、しまう時にゴミ箱に落ちてしまうのか。。。家の中にいる妖精が、悪戯して持って行ってしまうのだという説もありますが、本当にそうなのでしょうか。
これ以外に、靴下の片方がなくなる、という話もよく聞きますが、これは家の場合は殆どありません。私は靴下は、自分の分も息子の分も、コストコなどで同じ色の5足セットや10足セットを買います。たまに洗濯物をしまう時に片方ないことがありますが、そういう場合は片方だけしまっておくと、次の洗濯の時にやっぱり片方しかないのが出てきて、つじつまがあいます。が、考えてみたら、靴下のたな卸しはしないので気が付かないだけで、片方ずつ定期的になくなっているのかもしれません。
スペイン人が書いたブログを見ていたら、家庭の5不思議ということが書かれていました。1番目はやはりスプーンがなくなること、2番目が片方の靴下がなくなること、そして3番めは、クローゼットに、数時間前までなかった何もかかっていないハンガーが突然現れること、となっていました。う~ん、これは私はないですね。
4番目は、部屋の隅によく鳥の羽が落ちていることだそうです。これは、窓を開けた時に入ってきているのではないかと思いますが、このブログを書いた人(女性)は、何かのメッセージかもしれないから、拾ってしまっておくそうです。
そして5番目は、アパートの上の階で、真夜中にハイヒールで歩く音や、ネジが落ちるような音、ビー玉を転がすような音、家具を引きずっている音が聞こえることとなっています。スペインでは、よほど田舎か金持ちでない限り戸建てに住むことはあまりなく、殆どアパートかマンションに住んでおり、私もメキシコに来るまではずっと集合住宅住まいでしたが、これは私も経験があります。
やはり真夜中に、旅行中でいないはずの上の階でコツコツと靴音がしたことが何度かあるのですが、これは多分、上の上の階に若い女性が住んでいたので、誰もいない上の階で反響して聞こえるのだと思うことにしていました。ビー玉を転がすような音も聞いたことがありますが、これこそ家に住む妖精が遊んでいるのかもしれません。家具を引きずる音ですが、私は聞いたことはないのですが、私自身、夜も更けてから急に思い立って、部屋の模様替えで家具の位置を変えることがあるので、それは私です。
でもそんな私みたいな奴が、他にも沢山いるんでしょうか?
コメント
コメントを投稿
コメントは公開されませんので、お気軽に。