私が住んだ南米大陸の北の方の国、エクアドルやコロンビアでは、レモンは緑のライムばかりで、黄色いレモンというのは使いませんし、売ってもいなかったと思います。南米大陸の南の方のチリでは、黄色いレモンを見かけましたが、私はあまり使いませんでした。逆にライムは、確か見かけなかったと思います。北米のメキシコでは、青いライム中心ですが、黄色いレモンも売っています。私は青いライムの方が好きなのですが、この間、料理に使うためではなくて、装飾用に黄色いレモンを買ってみました。
誕生日にもらった花束が生けてあったガラスの瓶があいたので、上の写真のように黄色のレモンを入れてみたのですが、このレモンを買ったのはもう1ヵ月近く前です。写真はさっき撮ったのですが、レモンは全然腐っていません。たしか昔は、黄色いレモンを買ってしばらくすると、青いカビがうっすら煙のように生えてきた記憶があるのですが、カビが生える前兆のような白い粉もふいてきません。
これは一体どういうことなのでしょうか。防腐剤まみれのレモンなのでしょうか。そんなのを食べたら体も腐らないでくれればよいですが、そういうわけではないでしょうから、食べない方がいいのではと思ってしまいます。そういえば、昔(すごい昔)は、食パンと言えばすぐに青いカビが生えてきた記憶がありますが、最近のパンも全然カビが生えません。これは使っている添加物のせいでしょうか。
更に言えば、昔はお砂糖や甘いものをちょっとでもこぼすと、夏は蟻がたかってきたのですが、最近の蟻は、当地だけかもしれませんが、砂糖や甘いものは見向きもしません。こういうものは、もはや天然のものではないからでしょうか。考えてみると、ちょっと怖いですね。
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